偉大な先人は、凡人とは何が違うのか?
今回は投資の神様と言われているウォーレン・バフェットから生き方を学びましょう。
投資家の中でゆとりはナンバー1にバフェットが好きです。
心の底から尊敬している人物です。
そして、個人的には生き方を教えてくれる自分の祖父のように思っています。(もちろん会ったことはありません。笑)
それではバフェットの生き方を考察してきましょう。
Contents
ウォーレン・バフェットとは
ウォーレン・バフェットとはアメリカ合衆国の投資家で現在89歳である。
世界最大の投資会社バークシャー・ハサウェイの筆頭株主である。
現在の資産は840億ドル(約9兆円)。ちなみに親から譲り受けた資産はほぼなく、全て1代で現在までの資産を築き上げた。
投資スタイルは長期投資を基本とし、長年に渡り好成績を収めている。
また、ニューヨークのウォール街ではなく、地元のネブラスカ州オマハを拠点としていることから敬愛の意味を込めて、
オマハの賢人と呼ばれている。
バフェットの投資の考え方が書かれています
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10年株を持てないんだったら、10分も株は持たない方がいい
バフェットの投資スタイルは基本的には長期投資です。
しかも、ファンダメンタル分析(企業の内在的価値の分析)を得意としている投資家です。
また、価格に現れない、経営者の資質など無形な価値なども考慮するのが特徴で、
一度バフェットが購入すると、数十年スパンのかなり長期で株を持ち続けるのが特徴です。
ちなみに日々の株価の値動きは一切見ていないそうです。
デイトレードなどを行う短期投資家では考えられない投資スタイルですね。
バフェット自身も短期の値動きは意味がないと全否定しています。
投資家とは思えない質素な暮らしぶり
バフェットの特徴の一つは、どれだけ稼いでも贅沢はしないという考え方です。
いまだに若い頃に購入した300万ドルの家に住み、コーラを愛飲しており、
ビルゲイツとマクドナルドで食事をした際には、クーポン券を使うほどという逸話があります。
バークシャーでは数兆円規模の資産を築いていますが、その給料は1000万円ほどという考えられないギャップがあります。
お金を稼ぐことは好きなのでしょうが、使うということは最低限にとどめて、
残ったキャッシュを全力で投資に回すというスタイルを基本としています。
ある種自分の生き様を投資に捧げているという生き方ですね。
レバレッジ(借金)は使わない
またバフェットの特徴として借金はしないということがあります。
レバレッジ(借金)を使うと綱渡りになり、眠れなくなるのも嫌だという考えだそうです。
また借金をすることで冷静な判断が出来なくなるとも語っています。
綱渡りの戦い方はしないけど、今ある資産を全力で株式投資するというのがバフェットの投資スタイルです。
レバレッジをかけてしまうと、大勝ちすることもあるかもしれませんが、大負けするリスクも背負うというのが、性根には合わないのでしょう。
しかし、投資をする上では、負けないということが最も大切と考えており、その考え方がベースとなっているから、
バフェットはここまで好成績を収めることができたのでしょう。
全ての判断基準は自分次第
バフェットが最も投資で重要と考えるのは、自分自身がどう思うのかを大切にすると言われており、
他人がオススメしたから投資するというのは間違った投資の仕方だと語っています。
よって、内なる判断基準を持っていることがブレない生き方を作り、
勝利を収めることができると考えているようです。
他人が貪欲になっているときは慎重に、周りが怖がっているときこそ大胆に
株価というのは市場を映す鏡です。
上がると思っているときは、より高い株価がつけられ、下がっているときは、誰も買いたがらないため、
より株価が下がってしまうという傾向があります。
バフェットは市場の動きに対しては基本的には反対の動きをしてくるというのが特徴です。
市場が恐れているときには大胆に株式の購入を進め、市場が活発なときは恐る恐る購入するというスタイルです。
投資は急いで始めなくても待ちの姿勢で構わない
またポリシーとして投資は現実の野球と比較しても、
待ち続けても見逃し三振がないとも語っており、
自分の分からない分野に手を出すくらいだったら、
投資しないほうがマシと考えているようです。
分からなければ、投資しないという一見「待ち」にも見える姿勢が、自身を勝利に導いてきたと語っています。
慌てて行動しすぎてもいいことはないということでしょうか。
しかし一方で、何かを始めると決めたのなら、早く始めなさいとも語っており、
早く動き出せる人は早く走れる人よりも勝つことができるとも語っています。
まとめ
バフェットの生き方をまとめると以下のようになると思います。
- 長期投資こそ投資の基本
- 散財や贅沢は決してしない
- レバレッジ(借金)はしない
- 全ての判断基準を自分で持つこと
- 投資は待ちの姿勢で構わないが、決断したら早く動くこと
バフェットの生き方はすごく洗練されていて、とてもシンプルなのが特徴です。
複雑な投資は魅力的に見えるが、失敗する可能性が高いということを表しているのでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
今回は以上となります。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
バフェットの投資の考え方が書かれています
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