みなさん健康対策として予防していますか?楽しく旅行に行けるのも、仕事をするにも、美味しいものを食べれるのも全ては健康だからこそ出来ることです。健康に生きるというのは全てのベースとなっています。
今日は予防医療について薬剤師の観点からその大切さをご紹介していきます。

Contents
予防って具体的に何すればいいの??
まず予防には1次予防と2次予防があります。簡単に言うと、1次予防とは病気にならない体づくりをすることです。脂っこい食事ばかりに偏らず、野菜や魚類などもしっかりと摂取して、何よりもバランスよく食事することが大事です。
多くの人が予防はここまでと考えているのではないでしょうか。
それに対して、2次予防は早期発見・早期治療がメインとなります。健康診断や人間ドックなどで疾患部分を早期に見つけることが長寿へと繋がります。
1次予防では食事と運動がメイン
また1次予防は食事だけでなく、適度な運動と適度な休息が大事です。休みの日は、家の中に引きこもっているだけでなく適度な運動を心がけましょう。
一説によると、ただ休むだけではなく適度に運動する方が疲れは取れるそうです。まさにゴルフがいいのではないでしょうか。笑

2次予防で早期に病気を見つけよう
どんなに健康そうに見える人でも意外と持病を持っているものです。肌が弱かったり、すぐ肥満体型になってしまったり、睡眠に過敏だったり、心が不安定だったりです。
その多くは致命的な疾患ではありませんが、ガンなどは早期に発見できないと生存率が大きく下がってしまいます。早期発見、早期治療は長生きの基本です。
病気にならない体づくりと病気になってしまった時にすぐに発見する対応を取ることが健康寿命を延ばす秘訣です。

市町村の定期検診を積極的に活用しよう
若い人は縁遠いことと思うかもしれませんが、国は予防医療に積極的に力を入れています。
がん検診は各自治体で行われ、自己負担の費用は各2000円以内です。胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮頚がんの5種類です。
子宮頸がん検診は20歳以上から受診でき、他は40歳以上からとなっています。→厚生労働省の検診についての取り組みはこちら
ピロリ菌除菌で胃がんは99%予防できる時代に
また検診だけではなく、積極的に薬物治療を行うことで予防できるケースもあります。特に、ピロリ菌を除菌することで胃がんの発生率を99%予防できます。
まずは病院でピロリ菌検査を行い、陽性の場合は速やかに除菌しましょう。

いかがでしたでしょうか。予防は健康への投資です。全ての幸せの源は健康な体からではないでしょうか。皆様もぜひ健康に気をつけて、予防医療に取り組んでいきましょう。
