今回は本当は辛い!?フリーランス薬剤師の真実について書いていきたいと思います。
ゆとりはフリーランス薬剤師を始めてもうすぐ1年になります。
1年フリーで薬剤師をしてみて思ったのは、
「稼げるけど、寂しさも中々ある!!笑」
というところでした。
特に全国を転々とするフリーランスの方はこの気持ちを理解していただけるのではないかと思います。
今日は得られるやりがいと失う寂しさというその両面からフリーランス薬剤師を深掘りしていきたいと思います。
Contents
まずフリーランス薬剤師って?
フリーランス薬剤師とは、派遣薬剤師のことです。笑
響き的にカッコ良いので、フリーランス薬剤師って勝手に呼んでます。笑
特に中身は派遣なので、厳密にいうとフリーではないですね。笑
また、ドクターXの大門未知子のような華やかな世界でもありません。笑
過去に記事にもしているので、より派遣薬剤師の詳細を知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。 皆さんお疲れ様です。 今日は派遣薬剤師の働き方についてご紹介します。 ゆとり薬局自身も今現在三重県で派遣薬剤師として勤務しています。 今日は現役派遣薬剤師が語る派遣薬剤師のメリット、デメリットを解説し ...
派遣薬剤師ってどうなの!?
フリーランス薬剤師の何が辛い
一般的な薬剤師よりもお手当もよくて、
責任も少ない立場の派遣薬剤師の何が辛いのでしょうか。
しかし、いざやってみると意外と辛い部分も多いです。
転勤のスパンが短くて辛い
フリーランス薬剤師は社員が充足になるとその時点でお役御免ですので、契約満了となります。
ですから、場合によってはすぐに転勤になってしまいます。(最近は薬剤師不足のため、あまり充足になるところは少ないですが笑)
いろんな職場にいかなければならないのは、幅広く経験できるというメリットもありますが、
また一から各薬局の仕事を覚えなければなりません。
薬剤師の仕事の大枠は全国共通ですが、各薬局ごとの特殊なルールや、
機材の使い方などはまた一からの積み上げになってしまいます。
契約が数ヶ月刻みで辛い
フリーランス薬剤師は基本的に企業にとっては、その場しのぎの最後の策ということになります。
どうしても人数が少なく、正社員やパートで補うことができないので、
高い給料を払ってでも、場を繋いでもらうしかないという役割です。
そのため、契約期間は短いです。
ずっと2ヶ月ごとに契約更新というのもあります。ゆとりの今の職場も3ヶ月契約です。
2、3ヶ月おきに契約が終わってしまうのではないかと、ネガティブに考えてしまう人では、
絶対に辛くて耐えられないと思います。
また、高時給の案件であればあるほど、契約期間は短い傾向にあるので、
短期でドバッと稼ぐことはできますが、長期的にずっと高く稼げるかと言われれば微妙なところです。
常にアンテナを張り続けて、良い求人のところであれば迷わず飛び込む大胆さと、
強い精神力が求められるかもしれません。
人をマネージメントすることがない。孤独との戦い
またフリーランス薬剤師は良い意味でも悪い意味でも、組織にどっぷりと浸かっているわけではないので、
人からマネージメントされることも、マネージメントすることもありません。
とても孤独な立場にあると言えます。
責任がなくて楽ですが、正社員の責任ある立場で思いっきり戦っている姿を、
羨ましく思うこともあるかもしれません。
自己完結型の仕事であることは間違いなさそうです。
フリーランス医師という働き方は、
華やかなドクターXのようなイメージが
あるかもしれないけど、現実は凄く地味でコツコツ頑張るしか道は開けないんだろうな。
フリーの薬剤師も一緒💊
未来に向けて種を撒き続けるしかない🏃♂️ https://t.co/k7ThbEXA31
— ゆとり薬局💊フリー薬剤師×投資家 (@yutolisk) October 31, 2019
フリーランスで働く医師にドクターXがいますが、
フリーランスの医師も薬剤師と同じで、あんなに華やかな世界ではなく、
とても地味でコツコツ頑張らないといけない世界であることは間違いないでしょう。
ずっとこの仕事ができるか分からない
長期的にその場所で働き続けない可能性が高い職種なので、
未来のプランが立てにくいのもフリーランス薬剤師の辛いところです。
また、正社員ではないので、パッと見の印象もよくないかもしれません。
特に結婚などのライフイベントでは、相手の親にあまり良いイメージは持たれないと思います。
そういう意味ではあまり結婚には向いてない仕事かもしれませんね。
しかし、まだまだ薬剤師は売り手市場であることは間違いないので、
派遣に飽きたら、正社員やパートになれば良いのです。
潰しのきく職種なので、ふんだんにそのメリットを使えば良いとゆとりは考えます。
けどフリーがやっぱり好きだと思うところ
このままでは皆さんが、フリーに対する興味がなくなってしまうかもしれないので、
ここからは、やっぱりフリーのここが好き!というところを書いていきたいと思います。
嫌な環境はすぐに変えられる
薬剤師の仕事は気持ちよく働けるかどうかに、
その職場の人間関係が非常に密接に関係しています。
特に管理薬剤師が変人であれば、その職場で頑張り続けるのは非常に辛いと思います。
正社員であれば、我慢し続けるか、上司に直談判して勤務先を変えてもらう、しかないと思いますが、
いずれも痛みを伴うでしょう。
その点フリー薬剤師は自分の異動の権限の50%を自分が握っているので、
嫌な職場であれば、すぐに変えることができます。
ある種、気が楽かもしれませんね。
その気になれば自分が住みたい場所へ行ける
またフリーランス薬剤師は、極端な時給のこだわりがなければ、
ある程度の給料でも、東京であろうと北海道、沖縄であろうと、
自分が住んでみたい場所に思い切って住めると思います。
期間が短いので、旅行感覚で楽しめるかもしれませんね。
このように先ほどネガティブな部分で紹介した、契約期間が短い部分をポジティブに受け入れられる人は、
フリーランスに向いていると思います。
やっぱり若い時に稼ぐことは大切
また当ブログは投資の大切さをかなり重要視しているので、
若い時に稼ぐことの大切さを説いています。
若い頃のお金は、老後の何倍もの価値があります。
だから今最大まで稼ぐことのできるフリーランスはとても価値が高いと思っています。
詳しくは記事にしましたので、読んでみてください。 昨今話題になっている財務省の老後2000万円問題。そんな大金を老後までにどうやって貯めたらいいの?もう旅行や結婚なんて諦めたらいいの??そんなことはありません。正しく資産を運用し、コツコツと積み上げて ...
老後2000万円問題は複利で解決!?
会社に依存しない働き方ができる
フリーランスは会社に依存しない部分が一般的なサラリーマンよりも多いので、
個人事業のような仕事の仕方になると思います。
また、会社から一歩飛び出したことで、自立した働き方になることは間違いありません。
副業をやっても良いですし、自分から能動的にビジネスにチャレンジしてみようと考えるきっかけになるかもしれません。
オススメの転職仲介会社は?
ゆとりがこれまでにお世話になったことのある会社をご紹介します。
主に派遣としてはどこがいいかを考えてみました。
よかったら参考にしてみてください。
このほかにもファルマスタッフなどは派遣求人も多く、かなりいいと思います。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
フリー薬剤師はメリットもデメリットもある仕事だと思います。
しかし、少しレールからは外れますが、やりがいはそれなりにあると思います。
2020年のこんな時代だからこそ、あえてレールから外れると言うのがいいのではないでしょうか。
是非みなさんも一度考えてみてください。
今回は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。