薬剤師

未来の薬局はどうなる!?〜テクノロジーの進歩から考察〜

未来の薬局は一体どのようになっているのでしょうか。

ゆとりは薬剤師なので、楽しみな反面やっぱり心配です。

今後は5Gなどの技術の進歩によって、医療業界のみならず、

薬局業界も大きく変革の時を迎えます

薬剤師の働き方も変わっていくことでしょう。

今回はテクノロジーの進歩により、薬局がどのように変わるのかを深掘りしていきたいと思います。

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5Gによって医療が変わる

そもそも5Gって何?という方には、

5Gを解説した記事がありますので、まずそちらをお読みください。

5Gとは超高速通信方式のことでしたよね。

ざっくりいうとネットの速さが超高速になり、同時多発的にネットの接続が可能になるということです。

これによって、医療業界、主に薬局はどのように影響を受けるのでしょうか。

未来の薬局のカタチ

5Gのテクノロジー応用して、薬局がどう変わるのかを勝手に予想してみました。

少しSFチックな内容となっております。笑

しかしながら今から挙げる予想はそう遠くない未来に起こることは間違いないでしょう

遠隔診療の範囲がどんどん広がり、遠隔服薬指導も広がる

これは5Gの記事でも書きましたが、ネットが爆速になることによって、

遠隔診療が間違いなく増えるでしょう

今では本当に僻地の僻地でしか行われていない遠隔診療がやがて地方の広範囲で起こり、

それに伴って遠隔の服薬指導も増えるでしょう

遠隔診療では患者は腕に巻いた時計のようなもので、

血圧、脈拍、心拍数、心電図などをかかりつけ医の元に送られ、

問診でこちらから言わなくても、各バイタルサインの情報を医師は分かっているでしょう。

薬剤師もその数値を参考にすることができ、服薬指導に取り組むことになります。

もしかしたら遠隔で対応することが通常業務よりも多くなるかもしれませんね。

お薬手帳は激減し、患者情報は専門のクラウドサービスなどで一元的に管理される

今は患者がかかりつけ医だけでなく、別の病院に行って、さらに違う薬局で薬をもらってしまうと、

お薬手帳でしかその飲み合わせが分かりません。

しかし、テクノロジーの進歩によってこれは解決されるでしょう

患者情報はネット環境の進化によって、どこの医療機関に行って何の薬をもらっているのかをクラウドなどで一元的に管理され、

さらに飲み合わせは機械が自動的にチェックしてくれています。

薬剤師は機械のミスがあってはいけないため、最終チェックを行います

このためお薬手帳は激減していくことは間違いありません。

個人薬局の在庫は各店舗でブロックチェーンで管理され、不動在庫を動かし合う

今現在、調剤薬局では依然として個人薬局の数が多く、

薬剤師会などの仲介によって、過不足の在庫を補いあっています。

それでも個人薬局は在庫過多のため期限切れの薬剤が非常に多いのが実状です

ゆとりの友達が運営している調剤薬局では、個人薬局のため、

毎月10万円ほど期限切れの薬剤を捨てているそうです。非常に勿体無いですよね。

健康保険を運営している国からしても、たまったもんじゃないと思います。

未来の薬局では、ブロックチェーンという、中央集権型のネットの管理方法ではなく、

自律分散型の管理方法によって、信頼度の高い在庫管理を行えるようになっています

ちなみにブロックチェーンを通貨に置き換えて運用しているのは、ビットコインなどの仮想通貨ですよね。

ブロックチェーンの技術は非常に信頼度が高いため、今後の臨床での応用が期待されています。

実際に北海道の薬局では在庫管理にブロックチェーン技術が実験的に導入されているそうです

遠隔の薬局が増えることで大手IT企業が保険薬局業界に参入

遠隔で服薬指導などを行うオンライン型の薬局が増えてくると、

当然ながらIT業界が薬局業界に入り込んでくるでしょう

将来的にはAmazon楽天がたくさんの薬局を持っているかもしれませんね。

実際にAmazonはアメリカ大手のオンライン薬局のPillPack(ピルパック)を昨年に買収しています。

将来、アインなどの日本の大手調剤薬局チェーンなどはIT企業に買収されてしまうかもしれませんね。

完全な僻地には、自動運転やドローンで薬をお届け

またオンライン型の薬局が増えてくると、

薬の輸送は、自動運転ドローンがその一翼を担うでしょう。

5Gによって一番影響を受けるのが自動車業界と言われていますので、

その流れに医療業界が乗らないということはまずないと思われます。

アナログなカタチの薬局も依然として存在する

5Gがいくら発達したとしても、アナログな部分も残り続けるのではないかと思います。

今度はその部分を考察していきます。

薬は今すぐ飲みたい

いくら遠隔診療が発達したとしても、薬という実物がすぐ手元になければ、

治療は開始することができないので、門前の薬局が100%なくなるということはないでしょう

ドラッグストアもセルフメディケーションを提供する役割は今後も果たしていくでしょうし、

実店舗が完全に消えるということはあり得ません

新しい部分を開拓していきながら、古き良きものはシステムとして残して、融合していくようなカタチになるのではないでしょうか。

医療は遠隔で対応できない場合が多い

オンラインでいくらバイタルサインを共有できていたしても、

実際の問診に勝るものはないでしょう

画面越しに見る患者と実物では大きく異なると思いますし、

実際に触れなければ分からないこともたくさんあると思います。

血液検査を家庭で行うことは出来ませんし、点滴を打つことも遠隔では不可能でしょう

遠隔診療で担えるのは最低限の問診のみになるでしょうね。

医療業界はイノベーションの波が1テンポ遅い

開業医は士業の中で最強の個人事業主です。

すなわち医師会は非常に強い存在なのです。

その医師会に対して、イノベーションの波が押し寄せて来たとしても、

簡単に仕組みを変えられないのが医療業界なのです

医師も既得権益を守りたいでしょうし、テクノロジー進歩によって、

その壁を破るにはかなりの時間が必要だと考えられます。

ですので、医療業界にはイノベーションの効果が現れるのはとても遅いです。

ただの門前薬局は処方箋を奪われる

しかしながら、昨今の調剤薬局はドラッグ業界が面対応として大量に調剤併設の薬局を作っている背景から、

今後も処方箋は奪われていく流れになるでしょう

ただ、医院の横にあるというのはやっぱり場所的にも強いので全く無くなることありません。

現状でも、処方箋の枚数をゆっくりと面薬局に奪われる流れにすでになっていると思います。

ただの薬局ではなく、在宅医療やオンライン事業などを力強く推し進めていく実行力がなければ、

門前の薬局は徐々に淘汰されていくかもしれません

すなわち、ただ処方箋をもらうだけでなく、もう一工夫が必要なのですね。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

5Gという新たな潮流をどのように医療業界に活かしていくのか非常に楽しみですね。

この技術によって多くの患者さんが救われることを祈ります。

薬剤師としても新たに起こる流れをあらかじめ予測して行動している人と、

何も考えず行動している人では、動きの速さや新時代への馴染み方が全然違うと思います

また各業界別の薬剤師の働き方を記事にしていますので、こちらの記事も参考にしてみてください。

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ゆとり薬局

現在30歳の長期投資家×助っ人薬剤師×ブロガー 日本全国を転々と活動しており、日本中が仕事先と自負している。 現在、愛知県で活動中。出身は大阪。 どうすれば経済的、時間的、精神的に自由になれるか、日々行動中。 ブログは週2で運営中。現在200記事超。YouTubeも元気に更新中!

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