こんにちは。ゆとり薬局です。
今回はウォーレン・バフェットのフォーカス投資について、
ご紹介していきたいと思います。
バフェットは言わずと知れた集中投資の代表格ですよね。
投資の基本である分散投資と違い、緻密に計算された銘柄に、
資産を一括して投じていく芸当は恐るべきものです。
なかなか個人投資家が目指す境地ではないかもしれませんが、
参考にできる部分はたくさんありますので、
是非読んでいってください。

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バークシャーの投資先
現状のバークシャーの投資先は、
なんと、上位5名柄で60%を超える配分割合となっています。
これだけの財を築いた今でもまだまだ「攻め」の投資を続けています。
主な投資先
こちらは2019年のある時期のバークシャーの投資先上位10名柄です。
- アップル(テクノロジー) 21.51%
- バンク・オブ・アメリカ(金融) 12.06%
- ウェルズ・ファーゴ(金融) 10.74%
- コカ・コーラ(食品) 10.35%
- アメリカン・エクスプレス(金融) 7.89%
- クラフト・ハインツ(食品) 7.66%
- U.S.バンコープ(金融) 3.23%
- J.P.モルガンチェース(金融) 2.67%
- バンク・オブ・ニューヨークメロン(金融) 2.08%
- ムーディーズ(金融) 1.89%
2003年のITバブルの頃は一切、ITなどのテクノロジー株を保有しなかったバフェットですが、
今はアップルが堂々のポートフォリオ第1位です。
ブランド企業を好むバフェットだからこそ、時を超えてアップルはそのお眼鏡に叶ったのでしょうか。
ちなみに上位10名柄でポートフォリオの8割を占めます。
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セクター別では金融系が多い
セクター別では実に金融が半分を占めます。
バフェットと言えば、コカ・コーラやハインツといった食品銘柄のイメージが強いので、
これはとても意外な結果です。
そして、自己資本比率の低い銀行への投資は、レバレッジを嫌うイメージがあるためもっと意外ですよね。
銀行業界自体も長年の低金利時代から、
徐々に金利が上昇局面に入ってきていると、バフェットは考えているようです。
しかしながら銀行株は特殊性が高く、
個人投資家がそのままこれを真似するのが得策とは言えないのが実情でしょう。
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控えめに言って銀行のビジネスモデルがオワコンな理由
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バフェットが語る分散投資とは
バフェットはなぜ分散投資をしないのでしょうか。
投資の基本は分散投資のはずです。
「一つのカゴに卵を盛るな」などの格言は分散投資ファンから今でも愛されています。
ここからはバフェットの分散投資に対する知見をご紹介していきたいと思います。
分散投資は無知に対するリスクヘッジである
バフェットは分散投資を「無知に対するリスクヘッジである」と述べています。
「あまり株式投資に時間をかけたくないのであれば、インデックス投資などで、
そのまま我慢強く株を握っておけば、多くのプロの投資家に勝つことができるだろう」
とも述べています。
投資そのものは興味はないけれど、とりあえず現金保有はもったいないみたいだから、
インデックス投資でほったらかしておこうというのも理にかなっているようです。
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今すぐインデックス投資を始めよう④(完結編)
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分散投資はリターンが低い
また分散投資は言葉通り、もの凄い数に分散されているので、
ちょっとした動物園状態になっています。
良い企業もあれば、悪い企業も入ってしまうので、
必然的にリターンは低くなってしまいます。
投資の知識を持ち、ある程度の数字を読み取れるならフォーカス投資も視野に
バフェットは投資の知識を全く持っておらず、時間もかけられないなら、
インデックスファンドに投資すべきだと語っていますが、
以下の条件に当てはまるなら、フォーカス投資するべきだと語っています。
- 投資についてある程度知識を持っている
- ビジネスの数字を理解できる
- 長期的なビジネスの優位性を理解できる
- 5〜10社でいいから株価の割安を判断できる
投資の神様にそんなことを言われてしまったら、説得力ありありで怖いですね。笑
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バフェット指数から考察する米国市場と日本市場の現状
こんにちは。ゆとり薬局です。 今回はバフェット指数からアメリカ市場と日本市場の現状を考察していきたいと思います。 昨今の米国株投資ブームの勢いはすごいですよね ...
終わりに
いかがでしたでしょうか。
フォーカス投資の神様、ウォーレン・バフェットの配分割合を中心に、
バフェットの分散投資に対する見解をご紹介しました。
バフェットは天才ですが、バフェットの意見も妙に説得力がありましたね。
しかしながら、全く自信のない人はひたすらインデックスファンドで積み上げ続けるのもいいと、
バフェットが教えてくれたのはありがたいですね!
是非参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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