今回はウォーレン・バフェットの長期投資をお手本にして資産運用していけば、
自ずと結果はついてくることを解説していきたいと思います。
ゆとりが投資において最も参考にしているのがバフェットです。
2019年はアメリカ市場も日本市場もプラスだったので、
まさに長期投資でほったらかししてもプラスになった一年でしたね。
今回のバフェットの大きなの特徴として、毎日株価を見ないことが挙げられます。
投資家はチャート画面に張り付いて見てるイメージがあるので、とても意外ですよね。
でも彼は長期投資家なので短いスパンで物事を考えていませんから見る必要がないんですね。
それでは深掘りしていきます。
バフェットの思考法をご紹介します。
Contents
ウォーレン・バフェットとは
投資の神様と呼ばれ、世界一の投資家とも呼ばれる。
世界長者番付第3位であり、総資産は10兆円を超えるとされる。
すでに6歳から投資家や実業家として活動しており、始めの頃は総資産が10万円しかなかった。
投資のスタイルとしては長期投資を基本としており、
株価の価値がその金額に見合うかどうかをあらゆる指標で計算している。
しかし、バフェットの最大の特徴は目に見えない無形の資産を重要視しており、
経営者の質や会社そのものの理念が時代とマッチするかを大切にしている。
ここからバフェットの思考法の各論を書いていきます。
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先人から生き方を学ぶ〜ウォーレン・バフェット〜
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「他人」と「自分」
世間の逆を行くこと。ただし正反対では芸がない
株価というのは人々の本能の心情の逆に動くと言われています。
つまり、みんなが買いたいと思う時には株価は釣り上がり、
本来の価値よりもかなり高い価格がついてしまい、暴落の要因となります。
そこでみんな買いたいと思う時に株を「買わず」、
みんなが買ってはいけないと思っている時に「買う」
これは暴落にも左右されず、理にかなっていますね。
しかし、だからと言って正反対では芸がないとも語っています。
きちんとした自らの評価に基づいて行動していかなければなりません。
まずまずの企業を素晴らしい価格で買うよりも、素晴らしい企業をまずまずの価格で買いなさい
投資をしていると、いかにお得な株が無いかを探すことに躍起になりがちです。
しかし、そうしたバリュー株を探すことをバフェットは推奨していません。
なぜなら物凄く格安の株であっても、それが微妙な会社であれば、
長期に渡って人々の生活に貢献してくれる可能性は決して高くはないからです。
バフェットが推奨するのは、
50年後にも人々の生活を支えてくれるような素晴らしい会社を、
まずまずの価格で買いなさいと教えてくれています。
50年後の未来まで予測することは極めて難しいですが、
その時代まで発展し続けている会社は、そう多くはないはずです。
あなたの得意とする分野で、長期に渡って人々に貢献し続ける素晴らしい会社を探しましょう。
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「なぜこの株を買うのか」という小論文を1本書けないなら、買ってはいけない
投資商品は年々進化を増しています。
最近ではAIが投資していくれる商品も増えてきました。
しかし、バフェットの思考法からするとそれはまずまず危険だと語っています。
なぜなら、自分がどこに投資したのか、いつ買って、いつ売ったのか、
相手への信託報酬がいくらなのかが、非常に不明瞭だからです。
投資というのは「なぜ買うのか」という小論文で説明できなければいけないと、
バフェットは語っています。
自分のお金を託す大切な投資先を、あまり理解しないまま買ってしまうのは愚かだと語っています。
確かに普通に考えれば当たり前のことですよね。
投資は自分の判断基準で行わなければならない
さらに、「あの人が良いっていうからこの株を買ってみた。」
というのでは、当然ながら意味がないと語っています。
他人の意見も時には耳を傾けることも大切ですが、
自分自身の判断基準を持つことが、
投資においても、人生においても重要だと述べています。
ギャンブルは禁止!最後に「ゼロ」をかければゼロになる。
バフェットの特徴として借金をほとんどしていません。
多くとも自己資本の25%程度であったと本人は語っています。
これだけ多くの富を築いたにもかかわらず、
レバレッジを使わなかったということが素晴らしいですよね。
つまり投資で一番重要なのは、冷静に分析すること。
冷静に分析するためには、環境が大切なので、借金は必要ないと語っています。
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自分の得意な分野の中だけで勝負しなさい。輪を広げる必要はない
バフェットは多くの投資先に分散投資していますが、
チャンスと見て勝負をかける時は、一気に集中投資する投資家です。
これまでもコカ・コーラやジレットなどに集中して投資していました。今はアップルが多いみたいですね。
バフェットはよく分からないものに投資しませんので、
徹底的に分析するのは自分の得意分野のみで、尚且つ、その数は5、6社で構わないと語っています。
つまり、自分の知っている業界以外は投資するな、そして、その数を広げようとする必要はないとも語っています。
「忍耐」と「規律」
投資に見逃し三振はない。「待ち」の姿勢が富を生み出す
これだけ多くの富を築いたバフェットですが、積極的に投資しないことの大切さも語っています。
「投資の世界に見逃し三振はない」「時間があなたに幸運を運んでくれる」というように、
時間という資源を使いながら、じっくりと投資先を選ぶことが大切だと語っています。
投資の業界は誘惑が多く、焦って投資してしまうと、焦って売ってしまうことに繋がってしまいます。
ですので、10年株を持つ心構えがないのであれば、10分も持たない方がいいとも語っています。
規律の下僕となるものだけが勝利する
私情は挾まずに淡々と冷静にこなしていくことが大切だとも語っています。
人間は自分の決めたことでも状況によっては、すぐ規則を破ってしまいがちです。
「自分が決めた投資のルールを規律通りに行える人が、投資においても勝利するだろう。」と語っています。
自分自身で考えることが大事ですし、その自分を正しく律して行動することも大切だということですね。
これは投資においても、人生においても十分通用する話だと思います。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
バフェットの投資論を学ぶと、生き方も考えさせられる哲学的なところが面白いですよね。
本当に頭の良い人なんだと思います。
皆さんも是非参考にしてみてください。
今回は以上です。最後までお読みたいだきありがとうございました。
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