今日は投資をしているんだけど、
「現金をどれくらいの比率で持てばいいのか」
というお悩みに答えていきたいと思います。
これはゆとり自身も投資を始めて悩んでいた部分ではありますが、結論として、

それでは深掘りしていきましょう。
Contents
現金のリスク
とりあえず現金にしておけば安全と思っている方は、
まだまだ多いのではないでしょうか。
特に日本ではいまだに現金信仰が強いですね。
僕は堅実に現金で蓄えるよ!


それだけでは極めて非効率やで!!
なぜなら現金はゆっくりマイナス成長していくものだから!
オススメの証券会社についても記事にしましたので是非読んでみてください!
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投資初心者にオススメの証券会社は!?〜手数料だけに注視せよ〜
皆さんこんにちは!ゆとり薬局です。 今回は投資の初心者でも安くて便利で使いやすい証券会社をご紹介したいと思います。 またどこに投資するかによっても使う証券会社は変わる場合がありますので、その辺もご紹介 ...
現金保有は短期では安定だが、長期ではとても弱い

これは過去の記事でも解説しましたが各資産においての長期投資での推移です。
アメリカ国内での指標となりますが、大部分が日本でも当てはまると思います。
グラフでは1番下の現金の指標だけが200年間で大きく下がっています。
中長期的な視点で見れば、現金は物価の上昇やインフレにより価値が少しずつ下がっています。
ですので、現金をたくさん保有するのは一見すると、安全のように感じますが、実はリスクが高いのです。
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バフェット指数から考察する米国市場と日本市場の現状
こんにちは。ゆとり薬局です。 今回はバフェット指数からアメリカ市場と日本市場の現状を考察していきたいと思います。 昨今の米国株投資ブームの勢いはすごいですよね ...
バフェットはどうしてる?
「こんな個人投資家の戯言なんて信用できない」という方は、
投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットを参考にしてみましょう。
バフェットはバークシャー・ハサウェイという投資会社の経営者でもあります。
バークシャーのポートフォリオを見れば、バフェットの運用方法を参考にする事が出来ます。
バークシャーは今現在の現金総額が1220億ドル(およそ13兆円)に達しています。
かなりの額ですよね!?
しかしながら、これはバークシャーの全財産からすると20%ほどで、
残りの80%は現金以外に投資されています。
全力買いか、それとも余力を残すか
長期的な視点では株式の成長の高さは恐るべきものなので、
ゆとり自身は月々の余ったお金のほとんどはインデックス投資に注ぎ込んでいます。
これは資産運用として成長していくとかなりリターンがあるというメリットはありますが、
暴落時に大きく影響を受けてしまいます。
一方で余力を残す派は、成長時のリターンは小さくなりますが、
暴落時には影響が少なくなります。
リセッションに備えよう
まもなく来る!?米国株暴落に備えて余力を残すのもあり
余力を残す派は暴落時も余力が残っているので、
暴落が来た時に全力買いに切り替えるというオプションを使うこともできます。
先ほどのバフェット自身もリーマンショックで世界が震撼している最中に、
事前に比率を高めていた現金を使って大胆に株式を買い進め、
市場が回復した頃にはかなりのリターンを得ていたようです。
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バフェットの思考法から学ぶ資産運用と人生論
今回はウォーレン・バフェットの長期投資をお手本にして資産運用していけば、 自ずと結果はついてくることを解説していきたいと思います。 ゆとりが投資において最も参考にしているのがバフェットで ...
バフェットの妻への手紙、そして今
バフェット自身が亡くなってしまった時に、
遺族となる妻に対してこんな手紙を残しているそうです。
「私が残した資産の9割をS&P500に、残りの1割を米国債に投資しなさい」
これは投資の神様が誰にでも出来る投資の最適解として導き出した答えではないでしょうか。
ただここで勘の良い方ならお分かりになりますよね!?
「バフェットさんよ。今は現金を2割も持っているじゃねぇか!」と。
どうやらバフェット自身はファンダメンタル(数字に基づいた分析)分析を得意としている投資家ですので、
今はアメリカではバブルが起きているのではないかと考えているようです。
ですので、次に起こる暴落に乗じて現金をプールしているのではないかと推測されます。
一気に株価が値下がりした時にバフェットが投資してくる可能性は高いです。
実際にバフェット指数で計算してみよう
やはり投資は自分で計算し、判断するという事が最も大切です。
人が言ってたからという2番煎じな投資法では大きな落とし穴にはまる可能性があります。
簡単な指標で計算してみましょう。
バフェット指数と呼ばれるもので、ある国の株式市場の時価総額/名目GDP×100で計算できます。かなり簡単です。
100を超えると割高、下回ると割安となり、
2019年12月現在は米国市場で、148に達しています。
これは米国においてのITバブル、日本のバブル期と同水準の数値となっています。
だからといってすぐに下がるとも限らないのが投資の難しいところです。
バブル期、暴落期、あなたは見分けられる?
投資はバフェットのような一部の天才を除いて、今がバブル期、今が暴落期と自身で判断するのはとても難しいです。
実はバフェットやピーター・リンチでさえもいつ暴落が起こるかは分からないと断言しています。
特に個人投資家は周囲にとても影響を受けやすいので、
バブル期にはこのまま株価が青天井に伸びると楽観的に考え、
暴落期にはさらにこのまま株価が下がり続けていくだろうと悲観的になってしまいます。
良いタイミング買う事が出来れば、みんながお金持ちになれてしまいます。
日本のバブル崩壊期にたくさんの自己破産者を生んでしまったのも、
バブルに気づかない人がほとんどだったからではないでしょうか。
なので、ゆとり自身はバブル期も暴落期も粛々と積み立てて投資を進めていこうと今のところ考えています。
基本的に少し余力を残しながら、現金の比率として3割、そして7割を株式市場に投じていこうと考えています。
そしてリセッションがきたらキャッシュポジションを1割にするのが理想的な長期投資家の流れではないでしょうか。
そして、適度にリバランスすることでより高いリターンを獲得し、
暴落期にも投資できる体勢を整えていきたいと思います。
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偉大な先人は、凡人とは何が違うのか? 今回は投資の神様と言われているウォーレン・バフェットから生き方を学びましょう。 投資家の中でゆとりはナンバー1にバフェットが好きです。 心の底から尊敬している人物 ...
まとめ〜借金しないからこそ大胆に攻めれる〜
この記事をまとめました。
- 現金は短期では安定だが、長期ではリスク資産となる
- 投資の神様バフェットは現金比率2割で残り8割を株式で保有している
- 好景気時、暴落時の予測はできないので、来るべきに備えて常に準備しておく
ゆとりは基本的に借金せずに投資するという安パイな代わりに、バフェットを参考に現金比率は少なめという攻めの投資スタンスでやっています。
攻防一体の投資戦略と自分の中では読んでいます。(我ながらカッコいい笑)
ただ投資は大原則として自己責任ですので、
あなたはあなたなりに導き出したあなた色の投資法を実践してみてはいかがでしょうか。
参考になれば嬉しいです。今日もありがとうございました。
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