ゆとり薬局です!今日はまたしてもお金のお話です。お金は大事です。そして投資することは未来の自分を助けるためにも大切です。これは今までの記事でもお伝えしてきました。今日は少し視点を変えて借金について理論的に深掘りして行きましょう。

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いい借金と悪い借金の違い
特に日本では未だに借金は悪とされています。しかし、借金全てを一括りにして悪とするのは間違いです。何のために借金しているのかが大切なのです。
〈悪い借金例〉
娯楽のためだけに使う、大型テレビ、高級パソコンや最新携帯電話の購入費
ブランドものの高級車や豪邸、時計の購入
ざっくり書いてみましたが、なぜこの借金が悪いのか端的に説明できますか?
これは消費または浪費にお金を使っているからです。もちろん買うことを全否定はしていません。それがあなたにとっての充実感になるのなら買えばいいと思っています。しかし、消費や浪費と分からずに借金して買ってしまい、なんでお金がないんだろうとなってしまっていては大問題ですし、今後あなたが経済成長する確率はみるみる下がってしまいます。

〈良い借金例〉
農業を営んでいるが手作業には限界があるためトラクターを購入し、生産性を高める
工場を建設し、商品を大量生産できるようにする。
良い借金例には必ず事業性があり、リターンがあります。これは消費や浪費ではなく投資にお金を使っています。不動産投資も成功している人が少なからずいるのも不動産事業という家賃収入による事業性の高さからではないでしょうか。つまり、借金してテレビや高級車を購入するのはどうしても直接的なリターンが乏しいのです。
悪い借金は複利を敵にする

当ブログでは複利を味方につけてお金持ちを目指しましょうという考えに基づいています。しかし、借金して買ったものがお金を生み出さないのであれば借入金に複利がついてしまいます。複利の掛け算のパワーを相手に支払ってしまうという逆パターンに陥ってしまうので、自分自身はいつまでたってもお金持ちになれず、お金の奴隷になってしまうのです。
借金は銀行からお金を借りているのではなく未来の自分から借りている。
例えば、あなたが3000万円を銀行から借りて家を買ったとします。それ自体は悪くありませんし、家族持ちの方はそれくらいの額のローンを多くは組まれているのではないでしょうか。しかし、これは言い換えると現在のあなたが未来のあなたから3000万円+金利を借りて購入したということを肝に命じておきましょう。未来のあなたからお金を吸い取っているのです。
借りた金利よりも高い運用の利回りが見込めない場合は悪い借金になってしまう。
例えば、事業投資で年利回りとして20%を確実に回収出来るのであれば、金利3%で1億円借金していても問題はない状態なのです。銀行に対する返済も利息も問題なく払えるでしょう。しかし、運用の利回りが3%(実際には借り入れた金利に対してプラス7%は欲しいところです。)を切るのであれば借金が膨らみ、悪い借金になってしまうでしょう。消費や浪費は利回り0%ですので、悪い借金はほどほどにしておきましょう。なのでどうしても借金する場合の目安の金利は5%までにしておきましょう。(本当は3%でもいいくらいです!!)
とはいえ使うことも必要。大切なのはバランス感覚
人生は今を生きることも大切なので全て倹約して未来に回してしまうと何のために生きているか分からなくなります。例えば投資のことだけを考えて一切趣味や旅行をしないというのは有意義な人生とは言えないでしょう。適度に遊ぶためにお金を使い、適度に貯蓄し運用する。バランス感覚が人生には必要なのです。
毎月1万円、それも厳しい場合は5千円でもいいからお金を残して資産運用や自己投資にまわそう
「その日暮らしで宵越しの金は持たねぇぜ。」というのも人によっては魅力的な人生スタイルかもしれませんが、正直言って自由度と安全性は低いです。給料がどれだけ低くても毎月節約し、ほんのわずがでも手残りをプラスにしましょう。そして、それをインデックス投資や収入アップに繋がる自己投資にストイックに回して行ける人は、お金でも労働でも複利のパワーであなたの経済力は成長へと導かれていきます。

いかがでしたか?未来の自分は今の自分よりも少しは成長していたいですよね。そのためにはお金の使い方の善悪を判断して、今、全力投球して働き、未来の自分にバトンをつないでいくことが大切です。今日もありがとうございました!
