今日はいよいよインデックス投資も大詰めの第4回(完結編)です。
ここまでの記事はこちらからどうぞ。

Contents
オススメのインデックス投資法
インデックスファンドをドルコスト平均法で買うのがオススメ
結局第3回までをまとめると、分散投資されていて、指数に連動されているので手数料の安い、
インデックスファンドを積み立てて(時間分散≒ドルコスト平均法)して買うのがオススメだとご紹介しました。
これだけ理解できればもう十分投資のスタートラインには立っています。では具体的な商品は??
オススメは楽天VTI
ゆとり薬局自身も購入しているのは楽天VTIです。
これは何かと言うと、正式名称が楽天・全米株式インデックスファンドという商品です。
アメリカでも有数の投資ファンドであるバンガード社が運営していて、昔はアメリカ人向けの商品のためドルでしか買うことはできませんでしたが、
2年前から楽天証券と手を組み、日本円でも買えるようになりました。
参考までに楽天VTIリンクです

楽天VTIオススメの理由
①手数料が安い
投資信託でまず皆さんに見ていただきたいのが信託報酬です。
いわば証券会社への手数料ですね。どんな商品もまずこの部分を見るようにしましょう。
理論的にもインデックスファンドは日経平均などの指数に連動させるだけでいいので、証券会社からしても手間がかからず手数料が安いです。
楽天VTIは信託報酬が約0.16%なので投資信託の中ではかなり安い商品です。
②アメリカ株の成長性の高さ
前回の記事にも書きましたがアメリカ株の成長性の高さはかなりのものです。
実際にアメリカ市場の大型株上位500社が集うS&P500という指数では過去20年どこの時代を切り取っても年利5%以上成長しています。
これは驚異的な数値です。複利の概念は1回目の記事でもご紹介しましたが、年利5%以上はあの大暴落(40%以上資産価値が下落)があったリーマンショック時を含んでいても達成されています。
つまり、自分自身で資産運用する場合であればひたすらS&P500に連動するインデックスファンドに積み立てて投資していれば複利の力で数十年後大きな資産になっているかもしれないのです。
楽天VTIはさらに小型株も含めた約3600社に分散投資されています。
アメリカ市場をまるまる買うというニュアンスです。
原料を一つ一つ買うのではなく、お弁当そのものを買う感じです。
③シンプルであるということ
「シンプルなものに投資しなさい」これは投資の神様と言われるウォーレン・バフェット氏の言葉です。
訳の分からない証券マンに無理矢理買わされる怪しい商品ではなく、アメリカ市場そのものを買うという楽天VTIは分散投資の中でもかなりシンプルな投資商品と言えるでしょう。
④配当金がファンド内で再投資され、複利運用が可能
一体なんのこと!?という声が聞こえてきそうですが、株式には長期間投資し続けていると配当金が貰えます。
つまり株式自体が木だとすると配当金は果実と言えるでしょう。
楽天VTIではこの配当金が自身の投資元本に加わり、またそこに金利が発生するという雪だるま式の稼ぎ方なのです。
複利のパワーを実際に計算してみよう

とはいえどれだけ稼げるかわからないのにイメージは湧きませんよね?実際に自分で複利を計算してみましょう。参考→楽天証券 積み立てシミュレーション
実際に月に5万円を20年間貯金すると、総額は1200万円
月に5万円を年利7%で積み立てて投資し、運用すると、、、、、、、、、
2600万円になるのです!
つまり本来の投資額の倍以上になるということです。
老後2000万円問題も不安な気持ちから、なんか「かかってこいよ!」という気持ちになる人もいるかもしれませんね。
だから若い頃の収入は大事なのです。
厳しい現実はもちろんあるかもしれませんが、今自分のポテンシャルの中でできるだけ高く稼ぎ、
たとえ僅かでも毎月残して運用するということが自身の経済成長に繋がります。
投資は勝ちだけを意識せず、負けないように戦おう
株式投資はこれだけ分散をかけていても〇〇ショックが起こりかねません。
その時に大暴落し、資産価値が40〜50%も下落することもあり得ますので時間も分散することも忘れないようにしましょう。
歴史的大暴落であるトランプショックが1ヶ月後に起き、50年後歴史の教科書に載っているなんてこともあるかもしれません。
とはいえ、会社は成長しようと頑張るので、そこに投資するのは非常に有用なことです。
銀行の普通預金に預けてもお金は足し算にしかなりません(引き算になることも。涙)投資で複利を味方につければ掛け算になります。
まずは無理のない範囲で始めてみましょう。
終わりに〜初心者には積立NISAがオススメ〜
ということで初心者には積立NISAがオススメです。
NISAを簡単にいうと国は自分で将来年金を払える自信がないので、「税制優遇するから自分で頑張ってね!」という制度です。
毎年40万円までで20年の積立運用が可能です。ぜひ検討してみください。→楽天証券のNISA説明ページ
いかがでしたでしょうか。実際に投資をしなくてもこういうものがあってお得なんだと知るだけでも詐欺商品に騙されにくくなります。
手数料が2%なんて投資商品はどう考えても証券会社だけが儲かるような詐欺商品ですから。
投資は詐欺業社が多いのも事実です。
自分で目利きできるような力をつけていきましょう!
長きに渡ったインデックス投資オススメシリーズも以上で結論となりました。
ぜひ積立NISAでインデックス投資をご検討ください!
本日はありがとうございました。