昨今話題になっている財務省の老後2000万円問題。そんな大金を老後までにどうやって貯めたらいいの?もう旅行や結婚なんて諦めたらいいの??
そんなことはありません。正しく資産を運用し、コツコツと積み上げていけば決して難しい数字ではありません。これは本当です。
しいて言うなら、既に老後を迎えている最中で今お金が0円の人は確かに難しいかもしれません。
しかし、若者であればあるほどチャンスはあります。

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まず複利とは
複利の説明は以前ブログでも取り上げました。金利が元本に取り込まれて、その元本にまた金利がかかり、雪だるま式に増えていく、それが複利です。
→詳しい複利の記述は過去の記事からどうぞ
複利というのは金利に最も影響されます。しかし、もう一つは影響されるものがあります。
それは時間です。

手元の200万円がどれくらいで何倍になるの?
例として今手元に200万持っているとしましょう。では時間がいくらあれば2000万に到達できるのか、参考までに金利を8%として計算してみましょう。
実際に計算してみたい人はこちら→複利の計算機

元金200万円は30年間で金利8%で運用され続ければおよそ30年で2000万になります、、、、
なんかすごいような、すごくないような、、、(泣)
しかし、これは積立もしない30年間ずっと置いとくだけという作戦です。この200万円はなかったことにして暮らし続けるということです。
30年間金利8%は可能なのか

世界を牽引し続けてきた米国経済は長期的に飛躍的に株価を伸ばし続けてきました。
もしゆとりが生まれた80年代後半に米国のS&P500(米国上場企業上位500社)に200万円投資(その頃にインデックス投資は極めて少なかったですが。)していれば、今現在では2000万円は超えていたでしょう。
またインデックス投資も記事にしましたので気になる人は参考にしてください→インデックス投資を始めよう
未来はどうなるか分からない。だからこそ稼ぐ力を身につけよう
もちろん今後米国株にほったらかして30年間投資していても2000万円には遠く及ばない可能性はあります。
しかも長い人生山あり谷ありです。
運用に成功していても使わざるを得ない状況がきたり、つい羽振りよく使っちゃおうかなという時がきてもおかしくありません。
しかし、市場は必ず成長していきます。我が国日本は世界最高峰に匹敵するバブルがあったせいで今だに過去の最高値を超えれずにいますが、数十年後にはインフレの影響もありおそらく最高値を超えているのではないでしょうか。(あくまで個人の感想です。笑)
ですので稼ぐ力も身につけて、尚且つ複利運用も資産形成のオプションに加えることができれば金銭的な自由の扉が開けてきます。

株は暴落に注意。一括投資は極力避けて戦おう
ほったらかし投資はあくまで理想郷の話です。実際の株式市場は人間の欲望にまみれているので株価の上げ下げがすごいです。。。
なのでもし複利で稼ぐほったらかし投資を実践する場合でも一括で入れずに最低でも2年は分散して毎月均等額を投資するようにしましょう。
投資は勝つことよりも負けないことが大事なのです。
まとめ
- 複利の考えを知っておくと老後の資産形成を有利に進められる
- 若い時のお金は老後の何倍もの価値がある。
- 稼ぐ力を身につけて自らの労働力とこれからの時間で稼ごう
- とはいえ暴落は怖いので一括投資は避けよう。
いかがでしたでしょうか。やはり老後の資産は心配になるところですが、闇雲に考えずに正しく対策を立てていれば防げることもあります。
ぜひ参考にしてみてください。
