投資

製薬会社に投資するメリット・デメリット

皆さんこんにちは!ゆとり薬局です。

今回は製薬企業のセクターに対する投資について考えてみました。

ゆとり薬局は元MRで製薬企業の人間でもあったのでその点からもご紹介していけたらと考えています。

 

ゆとり薬局
製薬企業は素晴らしい投資先だと数年に渡って力強い成長を示します。

 

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製薬企業に投資するメリット

それではここから製薬企業に投資するメリットをご紹介していきます。

製薬企業の各論の記事も書いています。

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セクターとしては利益率が高い

古くから「薬九層倍(くすりきゅうそうばい)」という言葉があります。

医薬品は昔から需要が高く、原価の9倍の価格で売ることができるという由縁です。

今現在は9倍ではないかもしれませんが、薬が高くで売れるということに変わりはないでしょう。

 

この点から医薬品業界は利益率が高い会社が多く、塩野義製薬などはROEが20%を超えています。

ROEは投資家が最も求める利益率の指標であり、ROEが高い企業は利益が株主に還元されやすい傾向にあります。

 

景気に左右されにくい(安定している)

日本において医薬品事業はある種、国が運営している事業でもあります。

保険診療であれば7割以上は国が負担してくれていて、医療用医薬品の価格も国が決定しています。

 

そして医薬品は景気とはほぼ無関係に需要があり、コロナ恐慌下においても多くの製薬企業が、暴落することなく推移しています。

むしろコロナ恐慌においては、ワクチンを開発して企業として注目を浴びるチャンスであり、各社がこぞって研究や治験を発表しています。

 

素晴らしい医薬品を開発すればその薬の独占企業になることができる

新薬メーカーにおいて最も大切なことは開発力です。

素晴らしい医薬品を開発することができれば、それは長年に渡り特許で守られ、企業として繁栄し続けることができます。

しかし、画期的な新薬が開発できないとこの成長は途端にストップしてしまい、特許が切れて売上がなくなってしまうのです。

いかに製薬企業のビジネスモデルがメリットとデメリットの表裏一体であるかということが分かるでしょう。

 

つまり製薬企業に投資するのであれば、特許切れまで期間が長く、売上の目処が立つ画期的な商品を数多く保有している会社に投資しなければなりません。

 

製薬企業に投資するデメリット

それではここから医薬品に投資するデメリットもご紹介していきたいと思います。

【4503】アステラス製薬は長期投資対象となるか〜個別株銘柄分析〜

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専門分野のため売上を予想するのが難しい

製薬企業の売上を予測するには医薬品の専門知識や情勢を読み取る力が必要です。

比較的目処が立ちやすいのは特許が関係なく売られている商品でしょう。

しかし特許が関係ない商品は売上の寄与が低い場合が多く、ジェネリック医薬品が登場すれば、たちまち先発医薬品は売上が半減してしまいます。

 

例えば画期的な抗がん剤が発売される可能性があったとしても、本当に売れるのか、副作用は問題ないのか、そもそも効くのか。

などなど、潜り抜けなければならない問題は山積みです。

どれだけ医学の知識があったとしても予測できない点は少なくないでしょう。

 

特許が切れてしまえば独占企業ではなくなってしまう

医薬品メーカーにとっての経済的な堀である「特許」は、独占企業の証です。

しかしながらこの特許が切れてしまうと、価格競争品に格下げされ、独占企業ではなくなってしまうのです。

バフェット流のバリュー株長期投資では、この経済的な堀が最も大切です。

ですので狙うべきは特許切れまで時間がある程度長く、売上の見通しがあり、尚且つ割安であるということです。

難しい条件が揃いますが、しっかりと割安になるまで待つことがとても大切です。

 

日本においては薬価が削減されており逆風

日本においては医療費は拡大するばかりでその削減は急務となっています。

政府が医療費削減で、まずメスを入れたのは薬価です。

薬価が引き下げられることによって一番割りを食ったのは製薬企業です。

 

すなわち製薬企業は日本市場だけでは完全な逆風なので、海外市場に打って出なければなりません。

多くの企業が海外市場の売上を伸ばしています。

塩野義製薬では数年前まで売上の海外シェアは10%程度でしたが、今では半分近くにまで拡大しています。

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まとめ〜開発力があるメーカーに投資しよう〜

この記事をまとめました。

【製薬企業に投資するメリット】

  • 利益率が高い
  • 景気に左右されにくく安定している
  • 売れる薬の特許が取れれば数年以上安泰

 

【製薬企業に投資するデメリット】

  • 新薬の売上予測は難しい
  • 特許切れを起こせば独占企業では無くなる
  • 日本市場は逆風か

 

いかがでしたでしょうか。

これは投資の話だけでなく、MRの転職事情にも丸々同じことが言えそうですね。

本日もありがとうございました。

 

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ゆとり薬局

現在30歳の長期投資家×助っ人薬剤師×ブロガー 日本全国を転々と活動しており、日本中が仕事先と自負している。 現在、愛知県で活動中。出身は大阪。 どうすれば経済的、時間的、精神的に自由になれるか、日々行動中。 ブログは週2で運営中。現在200記事超。YouTubeも元気に更新中!

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