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経済成長している新興国に投資しても、高いリターンが得られるとは限らない

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当ブログではこれまで米国株のインデックスファンドをオススメしてきました。

しかし、近年目覚ましく経済発展を遂げているのは間違いなくアジア諸国です。

GDPでは中国が日本を抜き世界2番目の大国に。

インドは5位のイギリスと6位のフランスと激しく競り合う位置まで来ています。

30、40年後の世界では中国とインドが世界一を争っているというデータもあります。

そしてそれ以外にもインドネシア、タイ、フィリピンなど伸び代を持った国がアジアには数多くあります。

 

 

じゃあ米国の伸び代はもうないだろうし、アジアに投資した方がいいこれからはアジアの時代だ!」

という声が聞こえてきそうですが、ゆとりは新興国への株式投資はオススメしません。

なんで!経済成長すれば株価は上がるじゃないか!日本も昔そうだったじゃないか!

確かに間違いではないですが、新興国株投資は一概に高いリターンが得られるとは限らないのです

ではなぜなのか。その理由を解説していきたいと思います。

 

 

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新興国投資すべきではない理由

経済発展が大きい国は、通貨安(インフレ)が起こる可能性がある

例えばインドの将来性を期待して、インドのインデックスファンドに投資したとします。

インドは順調なほど経済発展を毎年遂げていますが、中長期で経済発展し続けると株価は上がっても現地通貨(ルピー)の価値がインフレにより下がる可能性があるのです。

つまりインド国内の人は株価が上がり裕福になる可能性があるのですが、外国の投資家は、海外の資産である現地通貨の価値が下がってしまうと結局意味がないのです。

 

 

ですので、株価が7上昇しても、ルピーの価値が10下落してしまうと、結果的にはマイナスになってしまうのです。

日本も50年前は大卒の初任給が2万円でしたが、今は20万円ほどですよね。かなりのインフレがこの間に起きたのです。

新興国も同じ道を辿る可能性が高いです。

 

 

期待値を超えなければ、株価は上がらない

よくある勘違いで経済成長する国が株価も上がると思っている人が結構いてます。

果たしてそうでしょうか。例えば、インドは人気の投資先です。

投資家はインドの成長分も折り込んで投資しています。

 

 

例えば投資家達がインドの経済成長率を10%あると見込んで投資している場合だと、5%しか経済成長しなければ株価は下がってしまうことがあるのです。

逆に日本のようにもう終わりと思われている国ほど、少し経済成長するだけで株価は上がる可能性があります。

値動きというのは市場の過度な期待とは逆に動くことが多いのです。

実際に、米国のある学者では経済成長すると株価が下がり、その関係は負となると結論づけているエビデンスもあります。

これは経済成長の恩恵が国家のいろんな要素により、確実に株主に還元されるかどうかは分からないということです。(国民や政府に還元されすぎてしまう

 

 

新興国は政治体制が未熟な可能性がある

また新興国に良くあるのが、政府が成熟しておらず、せっかくの経済成長を株主に還元できないというパターンがあります。

アメリカとの決定的な違いは、アメリカは究極の資本主義であるので、株主が第一優先なのです。

ですので、配当や株価そのものに反映されやすく、投資家に恩恵があります。

新興国がその状態になるのは時間がかかりそうです。また、その国家特有のあらゆる要素(政治的、文化的、道徳的背景)により、今後どのように進んでいくのか見通しが読みにくいです。

 

 

アジアの新興国だけのインデックスファンドは手数料が高い

例えば、それでもインドの成長性を期待して、インドの投資信託を買おうと思っても、楽天VTIやSBIバンガードS&P500のような格安の手数料の商品が今現在ありません

また、手数料の安い商品に楽天新興国インデックスファンドはありますが、アジア以外にも南アフリカやブラジルなどの国が入っているので、ハイリスクと言わざるを得ません。

余計な手数料を多く払ってしまっていては、勝てるものも勝てなくなってしまうので、僕は今のところ新興国株は見送っています。

 

 

新興国の経済発展を先進国で享受できる

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また、新興国が発展するからといって、無理やり現地の株を買う必要はありません。

なぜなら、新興国が経済的に裕福になってくると、先進国にもそのおこぼれが来るからです。

例えば、インドやタイの人でもコカコーラは飲むだろうし中古のiPhoneを使ったりそのスマホでインスタやフェイスブックを使ったりすることがあるからです。

世界的な貧富の差が縮まることで、ネットのインフラ網を持っている米国に恩恵が来る可能性は高いです。

日本の場合だと既に、スクーターや自動車は日本製がかなり使われていますよね。ますますその流れは増えるでしょう。

 

 

まとめ

  • 経済発展が起こる国では通貨安が起こることがある
  • 期待値を超えなければ、株価は上がらない
  • 政治体制が未熟な可能性が高い
  • アジアのインデックスファンドは手数料が高い
  • 新興国の発展を先進国は享受できる可能性がある

 

以上のことから今すぐに新興国株に投資する必要はないと思います

ただしこれは株の話限定です。やはりビジネスチャンスはアジアに大きく眠っているのは間違いありません。

起業家や不動産投資家達はアジアに攻め上がってる人はかなり多いです。

 

 

ですので、株に関しては徐々に今後国家が成熟してくることで、いい商品も出てくるかもしれません。

まだまだ日頃からアンテナを張り続ける必要はありそうですね

また米国のインデックス投資が気になる方はこちらから読んでみてください。

この記事が投資の参考になれば嬉しいです。今日も最後までお読みいただきありがとうございました。


 

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ゆとり薬局

現在30歳の長期投資家×助っ人薬剤師×ブロガー 日本全国を転々と活動しており、日本中が仕事先と自負している。 現在、愛知県で活動中。出身は大阪。 どうすれば経済的、時間的、精神的に自由になれるか、日々行動中。 ブログは週2で運営中。現在200記事超。YouTubeも元気に更新中!

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