こんにちは。ゆとり薬局です。
今回は米国株について書いていきたいと思います。
ゆとりはまず長期投資家として、米国市場に積み立てて毎月投資をしています。
日本人ですからもちろん日本にも投資はしていますが、
比率で言えばアメリカ企業の方が、断然多いのが実情です。
今は米中貿易戦争で揺れるアメリカ経済ですが、それでも僕はアメリカ経済は今後も強いと思っています。
それが株価で表されるかどうかは、もちろん絶対的ではありません。
しかし、まだまだ米国経済のパワーは末恐ろしいものを感じます。
そこで今回は、米国株がなぜここまで強いのかを解説していきたいと思います。
特に投資なんてしたことないという人に読んでもらえると嬉しいです。
Contents
米国株が強い理由
引用:Wikipedia
米国市場の最大の特徴としてこれまで2000年台初頭のITバブル崩壊や、
2000年台後半のリーマンショックを持ってしても、上の表の通り、
結果的にずっと右肩上がりで株価は上がり続けていることにあります。
それに比べ日本は残念ながらバブル期に到達した日経平均の最大値である
3万8975円をいまだに越えられていません。
今現在も2万前半ぐらいです。
日経平均の最大値はゆとりが生まれた1989年のことです。
30年経っても株価が停滞したままというのは非常に残念としか言いようがありませんね。
なので外国人の投資家として米国経済に投資していくのは賢明な判断だと思います。
ここからは、その理由を挙げていきます。
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全世界株式をオススメしない理由
今回は全世界株について書いていきたいと思います。 全世界株とは文字通り、全世界の株式のインデックスファンドです。 地球丸ごと買っちゃおうぜっていう感じですね。笑 当ブログは ...
世界経済の中心地〜株主最優先の市場〜
世界のGDP1位で世界の経済をバリバリ牽引しているのは、まだまだアメリカ合衆国です。
そしてアメリカの最大の特徴は、
株価を上げるためなら、リストラしてでも、時には借金してでも株価を上げたる!!
という強い資本主義の思想が背景にあります。
そのため、30年間連続で増配している企業は日本には花王の1社しかありませんが、
米国には実に数百社にものぼると言われています。
世界最大の資本主義国家とも言えますね。
世界一の言語は英語
アメリカの母言語である英語は世界共通語でもあります。
インターネットを使う人口でも英語がダントツのトップであり、
30%ほどの人が英語を使用しています。
さらにネイティブ以外の第2外国語でも英語がトップなのが世界の実情です。
話す言語がこれだけ多くいれば必然的に人が集まることは間違いありません。
人が集まれば、そこに仕事が生まれ、経済は発展しやすいのです。
世界の共通通貨は米ドル
米ドルは世界共通のお金として、国際通貨の役割を果たしています。
実に世界の取引の80%に米ドルが使われていると言われています。
共通通貨と経済発展に一体何の関係があるの?
と思われがちですが、取引に米ドルが使われるということは、
お金の80%が米国を必然的に経由しているような状態になります。
流れ込むお金の総量が多いということは、投資できる元手が多くなるということですね。
投資は元手が大きくなればなるほどパワーが増しますから、
米国のパワーの源は流通量の多い米ドルにあるかもしれません。
いつか記事にもしていきたいと思います。
世界一のイノベーション国家
またアメリカはGAFAを筆頭に、イノベーションを使ったIT企業が非常に多いのが特徴です。
GAFAとはもうお馴染みでしょうが、
- Amazon
- Apple
のことですよね。ざっくりいうと全部IT企業です。
そして、カリフォルニア州北部のシリコンバレーに開発拠点を置いた世界最先端のテクノロジーを生み出す企業達ですね。
さらにこのほかにも、ビルゲイツのMicrosoftや動画配信サービスのNetflixなどもいますので、かなり層が厚いです。
人口はまだまだ上昇局面
そしてアメリカのさらにすごいところが、まだまだ人口が増えているところです。
現在では3億2千万人近くの人口がおり、まだその数は順調に増えると言われています。
2030年には3.5億人、2050年には3.8億人にのぼると言われています。
人口が株価に与える影響は絶対的ではありませんが、
プラスの要素であることは間違いないでしょう。
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米国株への投資の仕方は?
米国株が投資先としては強いというのは分かりましたが、
どのように投資していくことがいいのでしょうか。
オススメはインデックス投資
オススメはインデックス投資が一番いいと思います。
なぜかと一言で言うと、手数料が非常に安いからです。
バンガード社のETFでは0.03%の手数料の商品があります。これは100万円投資して300円程度です。
信じられないですよね。
ではなぜ手数料が安いかと言うと指数に連動しているので、
機械的に投資するだけですので、プロの投資家を雇う必要がないからです。
そして投資家のプロと言うのは言ったもん勝ちのような存在なので、
プロの方が指数に比べて運用成績がよくないのが実情です。
詳しくは記事にもしましたのでご覧ください。
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今すぐインデックス投資を始めよう④(完結編)
今日はいよいよインデックス投資も大詰めの第4回(完結編)です。 ここまでの記事はこちらからどうぞ。 今すぐインデックス投資を始めよう① 今すぐインデックス投資を始めよう② 今すぐインデッ ...
個別株をやるにしても分散して投資するのが無難
個別株はハイリターンを狙えますが、ハイリスクもつきまとうので、
買う場合は適度に分散投資するのが良いと思います。
インデックス投資がベストですが、それが嫌な場合は、最低でも10社ほどに分散するべきではないかなとお思います。
理論的には60以上に分散できれば、ほとんどのリスクは最小限になり、それ以上増やしてもあまり変わらないそうです。
米国株は人気なので、たくさんの投資家がいます。ぜひ参考にしてみて下さい。
50歳からのセミリタイア投資術ですね。1億強を貯蓄したので、これからは資金の一部を投資に振り向け、セミリタイアという目標を実現させたいというお話です。
50歳で資産1億円を貯めたので、セミリタイアを検討したい - たぱぞうの米国株…https://t.co/euvEj4zUiF— たぱぞう🐘@米国株ブロガー (@tapazou29) November 15, 2019
終わりに
いかがでしたでしょうか。
米国経済は今後しばらく経済の中心にいることは間違いないでしょう。
英語とドル紙幣を持っていることに加えて、イノベーションに強い企業を何社も持っているのは、
ゲームで言えばチート状態だと思います。
しかし、日本人であることを逆手にとって外国人投資家として、米国市場に投資することは賢明な判断だと思います。
ぜひ過去の記事もご覧になって検討してみて下さい。
今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。