皆さんこんにちは!ゆとり薬局です。
今回は米国株のAmazonについて長期投資の銘柄分析を行いたいと思います。
Amazonと言えば、世界一のネットショップサイトを運営する企業ですね。
今回もバフェット基準に基づき、売上高、当期利益、ROE、ROA、財務健全性、割安性などで評価していきたいと思います。

現況を理解できる人のみ投資しましょう
Contents
Amazonのビジネスモデル
アマゾン・ドット・コム(Amazon.com, Inc.)は自社のウェブサイトを通じて、製品とサービスを提供する。【事業内容】同社の製品には、ベンダーやサードパーティの売り手から再販のために購入する商品とコンテンツが含まれる。また、電子デバイスの製造・販売も行う。北米、国際、アマゾンウェブサービス(AWS)の3つの事業セグメントを通じて運営する。AWS製品には、「Analytics」、「Amazon Athena」、「Amazon CloudSearch」、「Amazon EMR」、「Amazon Elasticsearch Service」、「Amazon Kinesis」、Apache Kafka向けの「Amazon Managed Streaming」、「Amazon Redshift」、「Amazon QuickSight」、「AWS Data Pipeline」、「AWS Glue」、「AWS Lake Formation」を含む。AWSソリューションには、機械学習、分析、データレイク、モノのインターネット、サーバーレスコンピューティング、コンテナ、エンタープライズアプリケーション、ストレージが含まれる。更に、広告などのサービスを提供する。また、無料配送、映画やテレビ(TV)エピソードのストリーミングへのアクセスを含むメンバーシッププログラムであるAmazon Primeも提供する。楽天証券より引用
Amazon.comを通じた物販サービスを皮切りに、クラウドサービスのAWSでたくさんの情報と繋がることができます。
さらにエンターテイメント業にも力を入れており、Amazonプライムでのビデオや音楽は瞬く間に日本に浸透しました。
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売り上げの半分はオンラインサイトにる収益
引用:FINDERSより
売上の中でもオンラインサイトによる売上が半分以上を占めています。
残りはAWSやAmazonプライム、実店舗などによるものです。
実店舗Amazon Goの売上拡大も
Amazonの売上拡大の中で際立つのが実店舗による成長です。
Amazonの実店舗はAmazon Goと呼ばれ、レジがなく、買いたいものをそのままカバンに詰め込んで店を後にします。
万引きの描写をマネしても万引きにはならない面白い仕組みです。笑
もちろん持って帰ったものは改札で自動認証され、後日請求書が家まで届きます。泣
この実店舗Amazon Goの成長率は2018年で前年比197%でありました。
日本でも早く大幅導入されて欲しいところですね。
事業規模
- 時価総額:1,198,822百万ドル(およそ140兆円)
- 従業員数:連結798,000人
- 設立:1994年
時価総額は世界一に迫る勢いがあります。
Amazonの業績チェック
ここからはAmazonの業績をみていきたいと思います。
これまで同様、5段階評価(1〜5)の通信簿形式です。
指標としては、売上高、当期利益、ROE、ROA、財務健全性、割安性から考察していきたいと思います。
各指標の右側の数字が評価値となっています。
売上高【5】
売上高はグングンと伸びています。
惚れ惚れするような成長力ですね。
当期利益【4】
Amazonは利益が赤字で投資を優先しているような時期もありましたが、現在はかなり利益をあげています。
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ROE【4】
- 2015 4.94
- 2016 14.52
- 2017 12.91
- 2018 28.27
- 2019 21.95
ROEはバラツキがありますが、直近では20%を超えています。
ただその他の年は思っていたよりも高くないですね。
ROA【2】
【ROAの推移(%)】
- 2015 0.99
- 2016 3.19
- 2017 2.83
- 2018 6.85
- 2019 5.97
ROAは5年平均でも4%とかなり低いタイプの企業です。
ネットを使いますが、実態は小売業なので数多くの在庫を抱えるビジネスなのでしょう。
財務健全性【4】
- 自己資本比率 27.55%
- 長期負債 40,509百万ドル
- 流動資産 96,334百万ドル
- フリーキャッシュフロー 21,653百万ドル
自己資本比率は少し低いですが、長期負債を一瞬でペイできるだけの流動資産を持っています。
フリーキャッシュフローも2兆円超えレベルであるので恐ろしいですね。
割安性〜現状の株価とPER〜【1】
続いては株価を見てみましょう。
- 株価:2393.6ドル(20/04/20現在)
- PER(連):101.25倍
- PBR:19.06倍
新型肺炎でネットショッピングがかなり盛り返しています。
Amazonの株価はついにPER100倍を超えて、凄まじい割高となっています。
株主への還元は?
続いて株主への還元をみてみましょう。
無配当&自社株買いなし
Amazonは常に無配当を貫いている企業です。
これはGoogleやFacebookと同じですね。
自社株買いも直近では一切行っていません。

今は事業に積極的に投資している状態です。
総評【3.25】〜テクノロジーの覇権を握るが、超割高か〜
Amazonへの長期投資への評価をまとめてみました。
- 売上高:5
- 当期利益:4
- ROE:4
- ROA:2
- 財務健全性:4
- 割安性:1
総評【3.25】
ビジネスモデルのオンラインショップ展開はもはや地球最強レベルにある。
クラウドサービスのAWSも非常に好調で、今後もテクノロジー業界を大きく牽引している企業であることは間違いない。
そして、新型肺炎環境下でもオンラインショップは強く、しばらくは人気が続くとみられる。
しかしながら、株価は非常に割高なのでバリュー株長期投資では今から手を出すべきではないと考える。
無配当で自社株買いも行わないので、株主還元はまだまだ先か。
ということで今回の銘柄分析のAmazon編はいかがでしたでしょうか。
GAFAはやはり恐るべき財務力ですが、大きくなりすぎている感も否めないですね。
伸びしろがほとんど株価に折り込まれているので投資する際は少し注意が必要ですね。
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