皆さんこんにちは!ゆとり薬局です。
今回は米国株のFacebookについて長期投資できるか銘柄分析していきたと思います。
Facebookといえば言わずと知れたGAFAの一角で、Instagramも傘下に収めていますね。
今回もバフェット基準に基づき、売上高、当期利益、ROE、ROA、EPS、財務健全性、割安性などで評価していきたいと思います。

コロナ恐慌で今までと比べるとさらに割安になっています。
Contents
Facebookのビジネスモデル
フェイスブック(Facebook, Inc)はモバイル・デバイス及びパソコンを使用して連絡・共有できるようにする製品を開発する。【事業内容】同社の製品はFacebook、Instagram、Messenger、WhatsApp及びOculusを含む。Facebookは人々がモバイル・デバイス及びパソコンで相互的に連絡・共有・発見・通信することを可能にするモバイル・アプリケーションとウェブサイトである。人々はInstagramを使用して、写真とビデオを撮ること、フィルター効果でカスタマイズすること、写真フィードで友人・フォロワーと共有すること、並びに友人に送信することができる。Messengerはプラットフォーム・デバイスでのメッセージング・アプリケーションである。WhatsApp Messengerは世界中に使用されるメッセージング・アプリケーションであり、各種モバイル・プラットフォームに利用できる。Oculusバーチャル・リアリティ技術とコンテンツ・プラットフォームは人々がゲームをすること、コンテンツを消費すること及び他人とつながることを可能にする会話型環境を作成する。楽天証券より引用
FacebookのビジネスモデルはGAFAの中でも比較的シンプルです。
アプリにおけるFacebook、Instagram、Facebook messengerなどを提供し、連絡・共有・発見を通信します。
誰でも一度は利用したことはありますよね。
日本ではメッセンジャーアプリはLINEが席巻していますが、アメリカや世界ではFacebook messengerが主流です。
オススメの証券会社について記事にしました!
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投資初心者にオススメの証券会社は!?〜手数料だけに注視せよ〜
皆さんこんにちは!ゆとり薬局です。 今回は投資の初心者でも安くて便利で使いやすい証券会社をご紹介したいと思います。 またどこに投資するかによっても使う証券会社は変わる場合がありますので、その辺もご紹介 ...
売り上げの98%は広告業
引用: FINDERSより
驚くべきことにFacebookの売り上げの実に98.5%はSNSサービスの広告収入です。
インスタのストーリーやFacebookの投稿の合間にちょいちょい広告が入ってきていますよね。
SNSアプリは無料ですが、この広告の売上額は一人当たり35ドル以上で、これはネットフリックスの一人当たりの売り上げ30ドルを上回ります。

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超高速通信方式5Gで世界は変わる
今回は次世代の通信方式である5Gについてご紹介していきたいと思います。 2019年現在はまだ本格的には日本で始まってはいませんが、既に米国と韓国では一部地域で実験的に開始されています。 ...
事業規模
- 時価総額:4189億ドル
- 従業員数:連結49,942人
- 設立:2004年
Facebookの業績チェック
ここからはFacebookの業績をみていきたいと思います。
これまで同様、5段階評価(1〜5)の通信簿形式です。
指標としては、売上高、当期利益、ROE、ROA、EPS、財務健全性、割安性から考察していきたいと思います。
各指標の右側の数字が評価値となっています。
売上高【5】
売上高はゆとり薬局がこれまで見てきた中でも最高級に右肩上がりですね。
ここまで2次曲線で拡大しているのは末恐ろしいですね。
当期利益【4】
利益も当然ながら右肩上がりですね!
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バフェットはなぜ銀行株に投資するのか
皆さん。こんにちは。ゆとり薬局です。 今回はなぜバフェットが銀行に投資するのかを考察していきたいと思います。 バフェットは逆張りの投資家でもあり、分散ではなく集中投資を好む投資家ですよね。 そして現在 ...
ROE【4】
【ROEの推移(%)】
- 2015 9.14
- 2016 19.70
- 2017 23.84
- 2018 27.90
- 2019 19.96
5年平均ROEも20%と、非常に利益率の高いビジネスモデルだということが伺えます。
ROE20%はバフェットが求める基準だと言われていますね!
ROA【4】
【ROAの推移(%)】
- 2015 8.19
- 2016 17.82
- 2017 21.30
- 2018 24.32
- 2019 16.02
ROAは5年平均17.5%で、非常に魅力的ですね!
バフェットはROA12%以上を求めます。
単元未満株の投資ならネオモバがオススメです!
EPS【4】
【EPSの推移】
- 2015 1.29
- 2016 3.49
- 2017 5.39
- 2018 7.57
- 2019 6.43
EPSも力強く推移していると言えるでしょう。
非常に優秀です。
財務健全性【5】
- 自己資本比率 75.77%
- 有利子負債 0ドル
- フリーキャッシュフロー 21,212百万ドル
Facebookの凄まじいところは有利子負債がなく、財務力が非常に健全だというところでしょう。
フリーキャッシュフローは日本円に直すと驚異の2兆円超えです!
末恐ろしさすら感じます。
割安性〜現状の株価とPER〜【3】
続いては株価を見てみましょう。
- 株価:146.96ドル(20/03/18現在)
- PER(連):22.86倍
- PBR:4.15倍
過去5年のPER(およそ48倍)に比べて今のPERは22倍と落ち着いています。
BloombergのサイトではPER 17.93倍となっています。
これまでのチャート
過去10年のチャート
10年間でみると株価は右肩上がりですが、最初の5年間の方が株価はより伸びているように感じますね。
ピーター・リンチの6分類でいうところの急成長株から優良株にシフトしている感じでしょうか。
過去5年のチャート
コロナの影響を受けて少しインパクトは下がっていますが、5年で2倍株になっています。
株主への還元は?
続いて株主への還元をみてみましょう。
配当利回り&配当性向
FacebookはGoogleやAmazonと同様無配当の企業です。
比較的新興企業とあって、まだまだ強気ですね。
しかしながらここ2年は1%〜2.7%ほど自社株買いを敢行しています。

バフェットが買いを入れるシグナルでもあります!
総評【4.0】〜成長性・財務共にトップクラス、鍵は今後のSNSの未来〜
Facebookへの長期投資への評価をまとめてみました。
- 売上高:5
- 当期利益:4
- ROE:4
- ROA:4
- EPS:4
- 財務健全性:5
- 割安性:3
総評【4.0】
売り上げの拡大や主力のSNSでの広告力は引き続き健在と考えられる。
ROE、ROAも非常に高く、ビジネスモデルさえ理解することができれば、バフェット基準には沿う銘柄となる。
さらにここ数年の流動資産の増加、長期の有利子負債がないことから、かなり高い財務安定性を持つ企業と推察できる。
鍵を握るのは今後のSNSの未来、違うアプリに取って変わられないかを注視していく必要がある。
ということで今回の銘柄分析のFacebookはいかがでしたでしょうか。
財務の安定力はイメージと違って非常に驚きましたね。
アプリの認知度もかなり高く、信用力も高そうですね!
今後も目が離せません!
よければ参考にしてみてください。
また、全ての投資は自己責任ですので、投資する前はご自身で是非分析してみてください。
今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
投資先が決まれば、オススメの証券会社についても記事にしていますので是非ご覧ください!
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