皆さんこんにちは!ゆとり薬局です。
今回は米国株のCoca-Colaについて長期投資の銘柄分析を行いたいと思います。
コカコーラと言えば、米国株の優良株でバフェット銘柄として20年以上も君臨していますよね。
今回もバフェット基準に基づき、売上高、当期利益、ROE、ROA、財務健全性、割安性などで評価していきたいと思います。

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Contents
コカコーラのビジネスモデル
コカ・コーラ(The Coca-Cola Company)は飲料会社である。【事業内容】同社は非アルコール性飲料ブランドの所有またはライセンス供与及びマーケティングを行い、炭酸飲料を主要製品として、水、強化水、ジュースと果汁飲料、インスタント茶とコーヒー、スポーツ飲料、乳製品とエネルギー飲料を含む各種スチル飲料を提供する。同社は欧州・中東・アフリカ事業、ラテンアメリカ事業、北米事業、アジア太平洋事業、ボトリング投資事業、及びコーポレート事業を含む。同社は「Coca-Cola」、「Diet Coke」、「Fanta」及び「Sprite」等の非アルコール性炭酸飲料ブランドの保有・マーケティングを行う。同社は500以上の非アルコール飲料ブランドの所有・ライセンス供与・販売を行う。同社は飲料ベースと呼ばれる飲料濃縮物、噴水シロップを含むシロップ、完成した発泡性とスチル飲料の販売・製造・販売を行う。楽天証券より引用
コカ・コーラは長年に渡りそのブランドを守り続けています。
近年ではダイエットコーラの売上が伸びており、健康志向にも寄り添える製品を届けるメーカーになっています。
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原液ビジネスとフランチャイズ展開
引用:ダイヤモンドオンライン
コカ・コーラのその強みは原液ビジネスとフランチャイズ展開にあります。
上の図をご覧ください。
トップに位置するザ・コカ・コーラカンパニーを皮切りに、子会社である日本コカ・コーラに原液を提供します。
そこからフランチャイズ展開しているボトラー各社に販売権を与えて、その利益をザ・コカ・コーラカンパニーに上納するようなカタチです。
今回は米国株として記事を書いているので、ザ・コカ・コーラカンパニーのことを指しています。
バフェットは筆頭株主
先ほどの図からも分かる通り、バフェットの会社であるバークシャーがザ・コカ・コーラカンパニーの筆頭株主となっています。
株主還元意識が強く、54期連続増配しているのもバフェットの要求があるからかもしれませんね。
意外なことにコカ・コーラの作り方やレシピは長年に渡り、社外秘が貫かれています。
ブランド戦略にはこのレシピが原点になっているのかもしれませんね。
事業規模
- 時価総額:196,122.6百万ドル
- 従業員数:連結86,200人
- 設立:1892年
100年以上に渡り、君臨している米国の超優良企業ですね。
歴史の重みが違います。
コカ・コーラの業績チェック
ここからはコカ・コーラの業績をみていきたいと思います。
これまで同様、5段階評価(1〜5)の通信簿形式です。
指標としては、売上高、当期利益、ROE、ROA、財務健全性、割安性から考察していきたいと思います。
各指標の右側の数字が評価値となっています。
売上高【2】
残念ながら売り上げはあまり伸びていませんね。
コカ・コーラは近年は苦戦が続いています。
当期利益【2】
利益も力強く推移しているとは言い難いです。
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ROE【5】
- 2015 26.31
- 2016 26.85
- 2017 6.22
- 2018 37.79
- 2019 49.61
ROEはバラツキがありますが、直近では49%を超えています。
信じられないくらいの数字ですね。
原液ビジネスの利益率の高さが伺えます。
ROA【3】
【ROAの推移(%)】
- 2015 8.07
- 2016 7.36
- 2017 1.42
- 2018 7.52
- 2019 10.52
ROEの高さの割にROAは低いですね。
少しレバレッジ体質かもしれません。
財務健全性【4】
- 自己資本比率 21.97%
- 長期負債 27,516百万ドル
- 流動資産 20,411百万ドル
- フリーキャッシュフロー 8,417百万ドル
負債に対しても余りある利益剰余金を持っており、フリーキャッシュフローも1兆円近くあります。
割安性〜現状の株価とPER〜【3】
続いては株価を見てみましょう。
- 株価:45.68ドル(20/04/23現在)
- PER(連):21.9倍
- PBR:10.3倍
株価に関しては安定の優良株とあって人気が高いです。
少し割高と言った感じでしょうか。
株主への還元は?
続いて株主への還元をみてみましょう。
54期連続増配
コカ・コーラは株主還元意識が強く、苦しい時でも増配を続けています。
およそ54期連続増配を続けており、凄まじい継続力です。

しかしここ1年は特に行っていません。
総評【3.25】〜歴史と伝統と安定性がある高利益のビジネスモデル〜
コカ・コーラへの長期投資への評価をまとめてみました。
- 売上高:2
- 当期利益:2
- ROE:5
- ROA:3
- 財務健全性:4
- 割安性:3
総評【3.25】
利益率の高い原液ビジネスは、長年に渡り人々を喜ばせ続けている。
ブランドビジネスという経済的な「堀」はバフェットをも魅了し続ける。
売り上げ、利益ともに伸ばせていないが、今後も新興国や発展途上国の経済発展により、世界で愛されるドリンクであり続ける可能性が高い。
安定性が高く、高配当株として持ち続ければ、継続的な利益が期待できる。
ということで今回の銘柄分析のコカ・コーラ編はいかがでしたでしょうか。
テクノロジーが発展した現代社会において、このような食品の株もある種安定的で魅力的ですね。
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